オールステンディングのライブに行くときの荷物はどうするべきか。
動員が数十人規模のライブについてはこちらの記事が参考になるかもです。
これもやっぱり、前方の”激戦区”へ赴くのか、平和な後方地帯にとどまるのかで違ってきます。
どちらにせよ手ぶらがベストであることには変わりがないのですが・・・
後ろでまったり見るなら多少の荷物はOK
後方地帯は仕事帰りの鞄ひとつぐらいなら、ずっと手に持って見ていることも可能でしょう。ただし床に置けるスペースがあるかどうかはわかりません。ボストンバッグやキャリーなどはさすがに非常識なので止めましょう。
うまく壁ぎわや仕切りの柵の真後ろというナイスポジションを陣取れば足元に置いておく、ということも出来なくはないですが・・・・踏まれたり蹴られたり、ドリンクをこぼされたり紛失盗難があっても自己責任です。また周りの人が足を引っかけてコケないように責任を持って管理してください。
激戦区、もしくは踊りたいなら両手はフリーに、荷物は最小限に
さて、問題となる”激戦区”、もしくは後ろの方でもノリたい!踊りたい!場合の荷物です。
ベストはなんといっても手ぶら!!!
とはいえ、最低でも
・チケット
・小銭
・ロッカーキー
という荷物は発生します。
あと最近は電子チケットの場合もあるので、そうなると、
・スマホ
は必需品。
ポケットに突っ込んでおく、というのもありなのですが、スマホやロッカーキーは無くすと大変だし、チケットは高確率で汗でボロボロになります。
おすすめはウエストポーチやヒップバッグ、ボディバッグなど両手がフリーになるタイプのカバンにコンパクトにまとめることです。
サイズ的は自分のボディラインと一体化するぐらい、が目安です
いくら両手がフリーでもぱんぱんに膨らんだリュックはNG!です。
中身は財布とスマホ、ハンカチ、ティッシュなど最低限に。
最近はサコッシュが流行ってますね。ライブグッズとして販売しているアーティストも。
財布も普段使っているものではなくアウトドア用のナイロンの財布に現金と身分証とカード1枚ぐらいのこれまた必要最低限で。
激戦区ではバッグの内側まで汗で湿っていることがあるので、革じゃないほうがおすすめです。
チケットの半券も綺麗な状態で残しておきたければ、きっちり財布の中にいれてからカバンの中に仕舞いましょう。
ライブ中のスリ防止対策
ライブ中の激戦区は都会の満員電車、押すな押すなの人混みです。
ということで「スリ」の被害に合わないよう注意しましょう。
ただでさえ満員の人混みなのに、数メートル先に憧れのアーティストがいるわけですからね。カバンのことなんてすっぽり頭から抜け落ちるってもんですよ。
なので場内に持ち込む荷物入れは口がしっかり閉まるもの、さらにわたしは財布とバッグをウォレットチェーンで繋ぐようにしています。
こんな感じで鞄の中にあるタグにハトメでチェーンを通す穴を自作しています。
ちなみに写真のハトメは径8.0mmです。
布地に穴を開けるのは、ハサミでやってます。十字に切り込みを入れてから要らない部分をテキトー切り落とし。
どちらかというとちょっと小さめに穴を開ける方が上手く行きます。
大きな荷物はどうする?
激戦区では間違っても仕事帰りの鞄を肩から提げたまま、とか、足元に置いて、とかはヤメましょう。
客電が落ちて暗転したら、誰も足元の荷物なんて構ってくれません。というかライブが始まると一気に「押し」が来るので構っている暇がないです。あと、ライブが始まったら床から何かを拾い上げるというのは至難の業です。
じゃあ大きな荷物はどうしたらいいのか、ですが会場または会場近く、最寄り駅などのコインロッカーに放り込みましょう。
会場によってはコインロッカーではなくクローク(有料の手荷物預かり)がある場合もあります。
クローク受付に行くと、たいてい45リットルのゴミ袋を渡されます。荷物を入れた袋をカウンターで預け、引き換えの番号をもらいます。1袋○○円といった扱いなので友達と一緒に使うと安上がりです。ただし終演後の引取りに時間がかかる可能性があるので注意しましょう。
ライブハウスにあるロッカーの使用にはいくつか注意する点がありますので、それはまた別の記事で。